ICPC2010 国内予選
興奮覚めやらぬうちに参加記を書く.
チームについて
うちのチームはメインコーダー,電波(アルゴリズマー),サブコーダーという役割分担をしている,と思う.
メインコーダーが抜群の安定感で重めの実装をこなす.簡単な問題は僕と電波で解く.
メインコーダーが実装するだけっぽい感じなら,完全に任せて僕と電波で解けそうな問題を探しておく.
メインコーダーが考えたら解ける問題も多いので,メインコーダーに考える時間を作れるようにできたら調子が良い.
ペアプログラミングは大事.
開始2週間ぐらい前
学内で練習会.結構余裕でまぁ突破はできるかなーと思った.
開始1週間ぐらい前
模擬国内予選で10以内すら入れず.学内も3位で,今年で引退も見えて焦る.
前日
チームメイトと基本的なことを確認.失敗しなきゃいけるはず…
当日
過去問をたくさんといて,頭をICPC脳にする.開始前にはちょっと昼寝.起きたときに寝ぼけてて,寝過ごしたかとかなり焦った.
本番
- A問題みんなで読む.
- なんか概要が読めた気がする.書き出そうとする.
- 500*500のテーブル作れば通るよなーって感じで始める.Aにしてはむずくねー?って言いながら.
- 別にそんなことしなくても良かったらしい.
- メインコーダーがBの方が簡単じゃね?って言ったのでいったんパスしてBを任せる.
- その間にAを速攻通せるように考えを詰めておく.
- Bをちょっと詰まったみたいなので,プリントしてAをやる.
- 電波に見てもらいながら書いて,一部間違いを直してもらって提出.AC.(16:47)
- Cを電波が読んで,簡単らしい.一緒に問題を読む.
- Bの間違い気づいたみたいで直した.提出.AC.(16:56)
- Cを電波が書き出す.この時点で僕は完全に理解していなかったので,配列の生成などだけ書く.
- 途中から理解.簡単なDP.二人で一緒に書いたり直したり.提出.AC(17:06)
- Dをメインコーダーが書き出す.なんかめんどくさい実装らしい.完全に放置して電波と残りの問題を読み進める.
- 僕がEを読み,電波がFを読む.
- Eはグラフか…すぐには思いつかないなぁ.でもグラフならメインコーダーとか思いつく可能性は高いなぁ.
- 電波がFできるかもって言ってる.Fを読む.まず問題文が難しい…けど,なんとなく理解.よくわからん.
- Gを読む.問題文は超簡単w重めの幾何だろうなぁ.解法は結構簡単に思いつくけど,実装できるかねー?
- (30分ぐらい経過)
- Dをメインコーダーが通した(17:41).さすがです!僕は問題すら知らない.
- 予選突破はこれでできたと思うので,とりあえず順位を確認.あれ?一位じゃねー?
- このあと京都に抜かれてたらしい.
- で,みんなで次何やるか相談.
- ちょっとEが怪しい解き方を思いついた気がしたので,とりあえず書き出してみた.
- 途中,電波がもっとヨサゲな解法を思いついたのでメインコーダーと相談してバトンタッチ.
- 電波とメインコーダーがペアプログラミング.僕はとりあえずループするサンプルを考える.
- 結構早めに実装終了.適当に作ったサンプルも通った.
- ループ回数を最初多めにとって提出…しようとするもなかなか終わらないので仕方ないからループ回数を終わりそうなぐらいにとって提出AC. まじか!?(18:28)
- 順位を確認._に続いて2位.
- さて,残り時間を幾何に突っ込むか,謎の文字列に突っ込むかを相談.
- 幾何は実装終わる気がしないという判断で文字列に突っ込む.きっと思いつけば.実装できるさ!
- 文字列を全生成してみる.生成に結構時間かかるからこの方針無理っぽー(19:00ぐらい)
- 残り30分で何もできなくねーって感じになってお菓子食べたりお茶飲んだりし始める.
- 確か上位2チームは海外だからこのまま順位固定しねーかなーなんて考えながら集中できずにFを考える.
- のこり3分ぐらいで東大が6問めを通した!うおおお!
- 終了.
結果は3位.大学別では2位なので,去年と同じ派遣方式だと海外いけるか…?
なんにせよ,これ以上ないような結果だった.自分はチームの中ではたいしたことないので,本当にチームメイトのおかげだと思う.アジア地区予選は更に頑張りたい.
後輩も結構成績よくて,来年引退してからの楽しみも増えた(*´v`*)